コンバージョン（倉庫→住宅）鉄骨造2階建て加古川市

WORKS 施工事例

自営業の老夫婦が相続対策の一環として、現在お住まいの母屋を、将来次世代の利用のために

解体更地にし、敷地内の別棟鉄骨造２階建て倉庫をご自身らの住居として改修するという事案。

鉄骨造に老朽化した木造建物が接続されており、その部分は作業場として利用することが前提でしたが、

更にその先の事を考え、自営業を廃業した後も考慮するという設計条件でした。

そこで、鉄骨造との取り合い部は、木造部分解体時に修繕負担がかからないよう

工夫し、木造部分解体と同時に鉄骨部分の外観が仕上がっている状態としました。

あわせて、敷地を分筆し切り離すことにより、次世代用敷地の負担も

軽減する事ができました。

鉄骨造部分の改修にあたっては、断熱・バリアフリーを重点的に実施し

コンパクトに生活できる空間となりました。